脱毛症ではなく通常の抜け毛の量でも、脱毛症ではないだろうかハゲて来るかもしれないと自分で判断し、異常に抜け毛を心配する方もいます。
では正常な抜け毛の本数はと言いますと、一日に80本～100本くらいです。一瞬多いように感じますがほとんど目立たないくらいの抜け毛です。洗髪したときや普段ブラシを掛けたときに別段抜け毛が多いと感じない状態です。
異常な抜け毛はブラシで梳かしたときに、異様に多くの抜け毛がブラシに付くとか、洗髪したあとに排水溝に毛だまりができ、明らかに今までと違って多く抜けるなど、その不自然さははっきりとわかるものです。
また軽く髪を引っ張っただけで簡単に抜けてしまうことも異常脱毛の始まりです。
急にフケが多く出て、その後抜け毛の量が急に多くなるときも異常脱毛の始まりと考える必要があります。
さらに頭皮が異常に痒くなりその部分の痒みが続くときも、何らかの感染症や頭皮に異常がある場合ですから、脱毛症になる危険があります。
そうした状態が生じ異常を感じましたら、抜け毛とヘアカウンセリング表をダウンロードし記入してお送りくださり、毛髪検査を受けてください。
脱毛症の症状によって、一挙に沢山抜けてあっというまに全頭脱毛になる突発性脱毛症と、徐々に抜けていくタイプのびまん性脱毛症に大きく分けられます。
一挙に脱毛するタイプは感染症の場合が多く、そのほかにはパーマや毛染めなどのカブレや化学火傷などもあります。また薬や放射線によることもあります。悪性脱毛です。正しい理学育毛・発毛の手当てをしないと中々回復しないばかりか慢性脱毛になり、一生発毛しないこともあります。
びまん性脱毛は徐々に薄毛になっていきますが、頭部全体が薄くなるタイプと頭頂部が主に薄くなるタイプがあります。
低体温体質や内臓の関係、遺伝、ホルモンバランスの影響、偏食、栄養不足、老化、子宮の関係、病気他様々な原因が考えられます。健康面の診察もお受けになることが大切です。
妊娠中は黄体ホルモンの関係から一時的に毛周期が延びて抜け毛が少なくなり毛量が増えます。
出産後は黄体ホルモンの分泌がなくなりますので、それまで通常に抜けるはずだった髪が抜けます。その上正常な毛周期により抜けていく髪もありますから、それが合わさって抜け毛の量が多くなります。これが産後脱毛症とよばれるものです。しかしこの抜け毛は徐々に正常に戻ります。
でも3ヶ月以上たっても一日に100本以上多く抜け続けるようであれば、異常脱毛の可能性も考えましょう。
妊娠出産は女性の体に大きな負担となります。特に腎臓には負担が多いといえます。
妊娠中は胎児への栄養が母体から摂られ、栄養をバランス考えしっかり摂っていないと母体はダメージを受けることになります。
尿は胎児の分も母体の腎臓に負担がかかり、そのためむくみや尿毒症などの危険も生じます。
10ヶ月間は大変に長く、特に夏の暑さは大変に辛いものがあるといいます。しかしエアコンなどで体を冷やし過ぎますと腎臓に影響が出ます。冷えは大敵です。
妊娠中の異常脱毛(異常に多くの抜け毛)はあってはならないことです。体に何らかの大きな
ダメージが考えられます。
出産を考えている女性は出産に備えて健康な体であること、貧血体質ならば貧血を改善すること。禁煙をして偏食を無くすこと、夜型生活を改め朝型生活にすること、そしてなによりも低体温体質の方は妊娠する前に体質改善をして基礎体温が36.5度あるようにしましょう。
こうしたことが安全な妊娠と出産後の体へのダメージが少なくなり、産後脱毛の危険もなくなります。
そして出産後はゆっくり養生して栄養をしっかり摂り、早寝をして睡眠を大切にしましょう。夜鳴きや夜の授乳は出産後直ぐの母親がせずに他の人が行うようにして、母体の睡眠と休養を優先しましよう。
産後脱毛の異常な抜け毛が心配なときは、ヘアカウンセリング用紙をダウンロードして自然に抜けた髪を10本～20本以上ビニール袋に入れてお送りください。毛髪検査をして結果をお知らせすると同時に育毛アドバイスも致します。育毛手当てをする中で育毛のための食事メニューや様々な育毛のためのアドバイスも致します。
毛髪検査をして結果をお知らせすると同時に育毛アドバイスも致します。
育毛手当てをする中で育毛のための食事メニューや様々な育毛のためのアドバイスも致します。
